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忘れないように-犬を飼う皆さんと分かち合いたいこと- [コスモ]

突然の余命宣告から40日目にコスモは空へ旅立ちました。

最後は本当に苦しそうでした。
今も思い出すと胸が苦しくなります。
もう息をしていないと家族3人で確認したとき、やっぱり泣きました。
しかし、すぐに色々やらねばいけませんのできちんと包んでやり、休ませてあげました。

世の中が動きだすまでほんの2~3時間、仮眠を取ることもできなかったわたしは、外に出て日の出の空を仰ぎました。大きく深呼吸し、「また会おうね」と空を見ていました。



動かなくなっても可愛いまま。
撫でて撫でて、いつもの匂いを嗅いで、からだを抱きしめました。
苦しい時間が本当に終わったんだ、と思いました。
もう苦しくなくなってよかった、と思う反面、それでも悲しくて悲しくて泣きました。

時間になって手配をはじめ、午後に荼毘にふしました。
時々泣きましたが、泣いたのは闘病中の方が圧倒的に多かったです。


そして今日。
今日という日が来るのが、わたしの最大の不安でした。
どうにかなってしまうのではないかと怖くて怖くてたまりませんでした。

夫と息子はいつも通り出かけました。
ここからがわたしの不安な時間です。

ちょっと泣いたり、たくさん撮っていた写真を見たりしました。
それと、犬を亡くして、それでもまた犬を飼い始めているかたのブログを拝見させてもらうことをしました。

また犬を飼いたい。でも昨日みたいなのはもう絶対に嫌。
また犬を飼うことって怖くないのかな。
すごく知りたくて。


色々見たり思ったりしているうちに、気がつきました。


わたしは幸せだったんだ。
今はゼロベースに戻っただけ。
コスモがいた日々はわたしにとってプラスいくつかの幸せを持ち続けていたんだ。

犬を飼うことは、特権でもあります。
犬が好きでも様々な理由で飼えない人もいるでしょう。
わたしだって犬を飼えない時期がありながら欲しい欲しいと思っていました。
だからコスモがいた日々は幸せな日々だったんだ。

そのことに気が付けなかった。

失ってもゼロに戻るだけ。不幸になるわけじゃないのです。
しかもゼロといっても、ゼロの中に最初にはなかったコスモとの思い出が残るのです。

結局、幸せでしかないのです。

失うことを恐れることはないのです。
もっと言えば、失うものは何もないのです。

また犬を飼うのなら、また享受できた幸せな時間をしっかりと噛みしめて生きていけばよいのです。





まだ1日目ですがストンとそんなことに気がつきました。

犬を飼っている皆さんとこのことを分かち合えたら、自分や皆さんが、愛犬を失った時のつらさにも寄り添えると思い、ここに記しました。



コスモはいつもわたしの心にいます。
いつでも思い出して会えます。
そりゃあ寂しいよ、でも不幸じゃないんだよね。こったんがいてくれたおかげだよ。
こったんはすごいね。
よく頑張ったね。
大好きなこったん。
あの可愛さは本当に宝物です。

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